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斎藤茂太（さいとうしげた）

歌人で精神科医の
斎藤茂吉（山形県上山市出身）の長男として東京に生まれる。

1916年3月21日 - 2006年11月20日

作家の北杜夫は弟、斎藤由香は姪に当たる。

精神科医/医学博士/作家
愛称はモタさん

東京府立第八中学校（現在の東京都立小山台高等学校）を経て明治大学文学部、昭和大学医学部を卒業し、慶應義塾大学医学部にて精神医学博士号を得る。

医師として斎藤病院名誉院長、日本精神病院協会名誉会長、アルコール健康医学協会会長を務める傍ら、作家としても活躍し、日本ペンクラブ理事、日本旅行作家協会会長を務めた。また旅行、飛行機好きとして知られ、弟の北杜夫が斎藤家の歴史に取材して執筆した長編小説『楡家の人びと』でも、彼をモデルとする人物が少年時代から飛行機に熱中している様が活写された。旅行や旅客機、客船についての著書も多く、日本航空のファーストクラスのテレビCMに出演した経験もある。2006年11月20日、心不全で死去。享年90。

「回想の父茂吉母輝子」

内容（「BOOK」データベースより）

日本の文学史上燦然と輝く大歌人茂吉と自分主義に徹した不思議人輝子。尋常一様でない組み合わせからくる軋轢を、もっとも身近に体験した著者が、両親およびその血脈である斎藤家の人びとを虚心に描く、長篇エッセイ。

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